社長の日記

2017年1月17日

AIの功罪(S.Y)

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AI(人工知能)がブームとなったのは現在が3度目だと言われる。最初のブームは1950年代、2度目は190年代からだそうだ。まずは生産工程の効率化からで、オートメーションや生産ロボットが始まりである。生産性が上がり高度成長に大いに貢献した。

 

AIといってもほとんど決められた仕事を効率よくこなす機械でしかなかったが、当時から研究者の中には、近い将来人間に取って代わる機械が現れると危惧する者もいた。実際に数十年後には機械が雇用を奪う時代が来ることになる。

 

もっぱらブルーカラーの雇用が脅かされていたが、コンピューターの性能の向上と共に、今やホワイトカラーの雇用も奪われつつある。弁護士やコンサルタントなど知的職業もAIロボットに取って代わられるのも時間の問題という。

 

コンピューターの性能はハードの面では18か月で2倍になるという「ムーアの法則」が、経験則として成り立っていた。そこにソフトの面での進歩(脳科学の応用やディープラーニングなど)が現在のAIを文字通り人工知能たらしめている。

 

これからのAIの研究の方向は、人間の活動の領域をより広げる方向と、あらゆる人間に取って代わる方向だという。前者の例は新薬の発見など、後者の例は自動運転などだ。ビッグデーターや、ディープラーニングを用いる点では同じだが、思想が異なる。

 

元来、科学には人間としての価値観や倫理観は存在しない。コンピューターにおいても同じだ。人間に利益をもたらすという思想のもとに研究や開発が為され、人間に危害を加えるような行動が出来ないようプログラミングされなければならない。




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